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2009.05.20

天使と悪魔

映画「天使と悪魔」を見てきました。
原作はとうの昔に読んでいたので、今回は
「ラングドン教授といくバチカンミステリーツアー」
で映像と音楽を楽しみにしてたのですが。。。

ミステリーと言うより、サスペンスかアクションか、という感じ。
ラングドン教授のありえない超人ぶりが目立ってしまっていまい。
本を読んでいる間はあまり気になりませんでしたが、元々原作が
4-5時間にかなり無茶に展開を詰め込んでいたんだっけ、と苦笑い。

場面展開があわただしく、細い隠し通路を駆け回ったりといったところでは、
体調が悪かったせいもあって、気分悪くなっちゃった・・・。
三半規管の調子おかしいの未だに続いてるなぁ・・・。

展開が忙しいので、ダビンチコードのような宗教がらみ謎解きもなく。
バチカンの風景やベルニーニの彫刻群をゆっくり楽しめるわけでもなく。
宗教と科学の相克の見解も中途半端、イルミナティという科学結社の掘り起こしもなく、
当然宗教美術への重みある解説もなく、CERNの役回りもはしょりすぎ。
反物質については、TBSの「世界ふしぎ発見」でやっていた、実際のCERN、
実際の反物質取得装置と容器の方が、見応えあるモノでした(笑)
映画の話ではなく、現実として反物質補足の現場を見られたのが、非常に印象的。

うんちくうんちくしてて嫌だ、的なレビューがyahooに載ってたけど、
解説たりなすぎて、内容や謎解きが逆に分からないことだらけ。
教授がスパスパ解答してしまい、また謎を解いた後すぐに場面転換してしまうため、
ミステリ的な余韻に浸る暇はありませんでした。

原作読んでないなら、映画としてはそれなりに面白いのでしょうが、ちょっと今回は
原作との差がありすぎでしたね。
文庫3冊分を2時間映画では、はしょる部分があるにしても、今回は原作の伏線部分から、
本筋のミステリ部分から、切ってはいけないところを切りすぎている感じがあります。
ダヴィンチコードが良くまとまっていただけに、期待度が高かったせいもあったのかな?
一言で言って消化不良。
映画公開の関係で2時間10分程度の尺なのでしょうが、
せめて3時間尺で公開してほしかった。。。
映像と音楽はすばらしいので、きちんと内容を補完してほしい気がします。
DVD化の時に、ディレクターズカット版がでるなら、そちらの方がオススメかなぁ。

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