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2011.06.04

プリンセストヨトミ

会社の飲み会の帰りに、プリンセストヨトミをみてきました。
原作は一ヶ月ほど前に読破済。

堤真一さん、中井貴一さん、岡田くん、そしてなんといっても綾瀬はるか。
原作から男女キャストが変わっているのですが、
まぁ綾瀬はるかは見事にはまってしまったので、さほど違和感を感じず。
というか、ほとんど彼女の地でいっているのでは?
というほどキャラとシンクロしています。
かわいいし。

堤さん、岡田さん、中井さんとか、ほかの主演メンバーもいい味を出してます。
キャスティングと役者さんの演技には、さほど文句を言う気ありません。

ただ、脚本と監督に大いに問題があるような。
元々文庫で500ページを超える話を2時間に納めるのには無理がありすぎたのでしょうが、
本来重要な伏線が、伏線のままおわっていて。
しかも、いじくる必要のない伏線をいじくってあったり。
すさまじいまでの消化不良を起こしています。
伏線ではない、比較的重要なキーのひょうたんとかも全く解説なしにでてきますしね。
イントロであそこまで時代劇するなら、千成瓢箪にも触れておくべきでしょう。

原作知らない人は、何がおもしろいのか、何が何だかまったくわからないのでは?

あと、なんで後半があーなんだろう?
原作ってこうだったっけ?という、無茶苦茶な設定で突き進んでいます。
絡むのか絡まないのかよくわからないいくつもの話の筋が、ある時点から
突拍子もなくすべて結びつく小説なのですが、伏線を変に使ったり使わなかったりで、
ラストへの落としようがなくなっている、という事実が残るだけです。

原作に遠慮しているというより、原作をスポイルしている、といわざるを得ません。
なんで、日本の脚本家や監督さんて、こーいうこと平気でするんでしょうか?
自分たちの方が原作者より話を作る能力があると思っているんでしょうか。
だったら、原作なんぞ使わずにイチからオリジナルを作ってもらいたいもんです。
原作をつかうなら、原作のイメージまで損ねるような事はしないでほしい。

最後にエンドロール。
あれ、なくても良いでしょ。あれがないと分からないと踏んでいる監督に頭くる。
映画ではあまり嬉しくない、TV的な演出が多すぎなのもどうかと。
TV的な演出も少しならまぁ見逃せますが、後半は特に話をはしょっている分、
TV的演出で強引につないでいる感じ。

綾瀬はるかが、今までの映画で一番地でかわいかったので、
個人的には1200円でもまぁ我慢しますが・・・。
役者さんで3.5点、脚本と監督で-2点、といったところ。
駄作といわざるを得ない。。。

もったいない。

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