書籍・雑誌

2011.08.14

「官僚の責任」

TVタックルにもよく出ている古賀茂明さんの「官僚の責任」を読んでみた。
だって外暑いんだもの。

「官僚の責任」は著者本人が前書きで書いているように、
現在の行政官僚の問題点を分かりやすく書いたもので、
TVタックルとかの延長線上にある感じ。
もっと突っ込んだ改革意見は、「日本中枢の崩壊」とか
他の本を読め、ということなんでしょう。。
ただ、この本自体とっつきやすいし、一気に読めるので
改めて現在の行政の問題点を考えるにはよいのかも。

まぁ、読んでみて感じたのは、日本の社会全体の病巣の奥深さ、
といったところですが。
だって、書かれていること、一定人数以上のいる民間の会社なら、
どこでもある気がして。

そうなると、官僚云々というより、
ここ数十年の教育方針・子育て・社会的風潮の結果が
今の内向き大局観なし責任なしの社会人であり、
その人たちが現在社会の中軸で動いている結果なのではなかろうかと。
民間・行政にかかわらず。

この問題世代の親御さんたちは、戦前戦中なのでしょうが、子供たちを
自分たちと同じ目に遭わせたくない、という思いで必死に社会を復興させて
くれた中、こういう世の中になるとは思っていなかったでしょうが。。。

ただ、自覚できているのですから、
今の世代は方向性を変えられるはずなのですが…。
さて、私ら30代以下にそれをやり通す気概があるでしょうか?

既にとんでもない大きな悪循環に陥っている、という考えがあります。

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2011.07.25

PCfan休刊

PCfanが今月で休刊。
PC雑誌も数えるほどになりました。
ごろ寝しながら迄PCやケータイをみる習慣はないので、
紙媒体の雑誌が減っていく昨今は悲しいものがあります。

PCfanは初心者向けには分かりやすいから
周りにも薦めてたんですが、なくなると不便だなぁ。

にしゃら、渡り歩く先の雑誌も少なくなってきました。
日経winPCとDOS/V PowerReportだけですね。
パワレポもかなり怪しい気配ただよってるしなぁ・・・。

PCfanはなくなってもMACfanはなくならなそうだけど(^^;


バイク雑誌も売れてなさそうだし、雑誌の冬の時代は続きますね。。。

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2011.05.05

本の虫。

遊びに行かない分、貯まっていた本や雑誌を一気読み。
小説や単行本を一日3冊ペースです。

ようやく読んだのが
万城目 学「プリンセストヨトミ」と
工藤 美代子「悪名の棺 笹川良一伝」。
そして雑誌「一個人」の「やきもの入門」
若干脈絡なさ過ぎですか(^^;;;)

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2010.09.17

十字軍物語

塩野七生さんの新シリーズ「十字軍の物語」が刊行開始。
本屋に行ったら、まだ並べてないんでやんの。
新聞告知がのったのだから、きちんと置いといて欲しい。
まったく、イオンの中の本屋は・・・。

わくわく感の強かったローマ時代に比べ、やはり人物が小粒ですし、
踏み込んだ日常描写、精神描写も少ない今回。
正直、今までに比べ満足感は少ないです。
歴史資料がたりないのか、あまりに宗教的に偏って作者が書きたくないのか。
塩野さんも、もう結構お年、ということもあるのかしら(失礼)

それでも十字軍を時系列的に適切に解説し、
読み物として成立させている本は少なかったので、
先行した挿絵集と組み合わせて読むと、情景は広がります。
(というか、先に本作読まないと、絵で見ても分かりません・・・)

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追伸:5日かけて読み終わった・・・。

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2010.03.31

衆愚の時代

楡周平さんの新書、「衆愚の時代」を読んでみました。

衆愚の時代、というのは同意です。
政治、経済、雇用、格差、メディア・・・。
オピニオンが間違っていれば、世論も間違う、という。
読み手に向かっての警鐘というより、楡さん自身が存在する
言論界全体への、やりきれない気持ちを感じました。
まぁ、書かれている内容は、7割の事実に仮定や、
「そうありたい事実」「そう思いたい事実」を積み重ねて、
最後はなんだか酔っ払いの愚痴状態(笑)
まぁ、気晴らしにはちょうど良いかも。


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ついでに言えば、週刊東洋経済は鉄道ネタ。
最近メディアは鉄道ネタが多いですね。
TVと経済誌が取り上げるようでは、ブームは最高潮。。。
ほかに食いつくネタがないのか、各メディアの実務中心に
それだけ鉄オタが多いのか・・・。
漫画やほかの雑誌では数年前から始まっていたこのブーム、
あとはまた鉄っちんの方に収束していくのかな。。。。

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2009.08.24

信長の棺

旅行以前は仕事が立て込んでいて、旅行の後は旅行疲れで、
気がついたら小説は2ヶ月以上読んでいなかったような。
親書ですらよんでなかったしなぁ。。。
本の虫のはずなのですが。

ひさびさに読む気力も戻ってきて、古本屋をのぞいたら
以前小泉総理がとりあげてブームになった、
「信長の棺」がおいてあったので、買ってみました。
本能寺の変から始まって、信長の遺体を探すミステリー。
今更ですが初読だったりします。

評判になるだけのおもしろさでした。久々に一気読み。
史家としての太田牛一がかっこよすぎる気しますが(笑)
歴史家が主人公の場合、作者の思いがもろに主人公に
反映されるなぁ、とか感じたりして。

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2009.07.16

北村せんせーの直木賞受賞。

作家の北村薫さんが直木賞受賞。
さん付けというより、母校の国語教師だった方ですから、
M先生なんですけどね。
おめでとうございます。
タイムトラベルものとか、円紫さん・覆面作家シリーズがおわってから
しばらく読んでなかったのですが・・・。
受賞された鷺と雪はおもしろそ。
図書館はしばらくなさそうだから、BOOKOFFあたりで出てないかなぁ。。
(最近お金がきついので新品の単行本は手が出ない)
あ、文庫もあるのか。

朝日新聞も、早稲田卒より春日部高校や、その後の教員生活で
高校名を連呼していて。
きっと、記事書いた記者もうちのOBだろうなー、と思いつつ。

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2008.04.09

ひさびさ塩野七生

塩野さんの久々の新刊、「ルネサンスとはなんだったのか」を読みました。
ローマ人の物語が完結して、もう新刊は出ないと思っていたので、ちょっと嬉。
ルネサンス著作集を再刊行するにあたって、その皮切りらしいですが。
内容的には自問自答形式のルネサンス全般の解説書的なものですが、
ちと物足りないけど・・・。
おもわずその後、コンスタンティノープルの陥落から始まる、三部作の文庫を
買い直して読んでしまいました。
探せば家のどこかに、ハードカバーあるのでしょうが。
たしか、この三部作とサイレントマイノリティ・男たちへといった80年代の
著作とエッセイが、塩野さんの本を読み始めた一番最初だったので、あるはずなんだけど。
高校1年か2年の時に、買った古本屋も覚えてるし。
でも、肝心の本が見つからない。
んー、どこにうもれてるんだか。

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2007.10.26

俺たちに明日はない

というタイトルの小説を読みました。
冒険作家として売っている垣根涼介氏の、異色のサラリーマン小説。
リストラ請負人という職業の連作なのですが、非常に面白かったです。
立場的にも、いろいろ考えさせられたし。

垣根さんて、馳星周にちかいグロ系冒険に走るのかと思ったら、
こういうのも書くんですね~。
古いのも読み返してみようかな。。。

ここ1ヶ月くらい小説ほとんど読んでなかったんですが、
出張の電車通勤でひさびさに数こなしてます。。。

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2007.10.21

ニッポン泥棒

大沢在昌さんのニッポン泥棒、ジョーカーシリーズ亡命者をまとめ読み。
ニッポン泥棒は、ノベルズとしては唖然とするような分厚い本でした。。。
下手な辞書より厚いぞ、コレ。
ジョーカーシリーズは、昔ながらのハードコアな大沢探偵モノで、
安心して読めるシリーズです。
にっぽん泥棒は、なぜタイトルがこうなのかが、すぐには推察できなかったですが。
昔は、大沢さんの言いたいことがラストにストレートにずしん、とくる結末が多かったんですが、
今回は消化不良。
最近のミステリのはやりとは言え、敵味方をあまりにも分かりにくくしすぎたせいでしょうか?
世代間意識が話の軸にはなってて。
昔は1世代10年とかいったもんですが、最近はこういったモノまでドッグイヤーになってる感じ。
一般的には戦前戦中世代、戦後の団塊世代、次の全共闘世代、その次のノンポリ世代、
高度成長期時代、第二次ベビーブーマー世代ときて、その後はあまり世代分けされてないような。
世代論が無意味になった、という意見もありますが、私個人は、1世代が3年程度に短くなって、
しかも世代間のつながりがなくなったため、従来の10年単位の世代論では説明出来なくなった
だけで、世代格差は確実にあると考えてます。
実際、昭和40年代前半、中~後半までと、51-3年、54-6年、57-9年では、どこかグループ的に
違う感覚です。
ま、ただ単に私が1コ~5コ下くらいの間の連中がよく分からないだけかもしれないですが・・・(^^;

ともあれ、読み物としては面白いので、ついつい夜更かしして読んじゃいました。。。

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